Photoshop養成ギプス

デザイナーになりたい人のための初級Photoshop講座です。

Webサイト移転のお知らせ

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Webサイト移転のお知らせ「Photoshop養成ギプス」
【Webサイト移転のお知らせ】平素より「Photoshop養成ギプス」をご覧いただき誠にありがとうございます。この度、2019年1月1日より、「Photoshop養成ギプス」は「psgips」へ移転いたしました。旧Webサイトにつきましては、近日中にアクセスができなくなります。お気に入りやブックマークなどに登録されている方は、お手数ですが下記URLへの変更をお願いします。
これからも、みなさまのお役に立つWebサイトを目指し、コンテンツの充実に努めてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

【画像合成】テレビ画面にぴったりはめ込む【スナップ】

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【画像合成】テレビ画面にぴったりはめ込む【スナップ】
【Photoshop講座】テレビ画面などのはめ込み合成では、[選択範囲内へペースト] を使用して、領域内の画像を変形する手法がポピュラーですが、これだと目測に頼る細かい位置合わせが必要になります。
これからご紹介するのは、オブジェクトのスナップ機能を利用して、ぴったりスピーディに変形する方法です。テレビの映り込みもリアルに表現できて一石二鳥です。
画面比率を合わせておく!
私は何百回とはめ込み合成を行なってきましたが、そんなプロの現場でも、いい加減な変形はよく見かけます。それほど、変形の違和感はシビアに出るものなんです。その失敗の大半は、はめ込む画像の画面比率を合わせていないことが原因です。
テレビの画面比率は、規格サイズによって定められているので、あらかじめ、はめ込む素材画像をその比率でトリミングしておきましょう。そうするだけで、後の変形は目測に頼らず効率的に行えます。

【作業用パス】選択範囲からパスやシェイプを作成する【許容量】

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【作業用パス】選択範囲からパスやシェイプを作成する【許容量】
【Photoshop講座】パスやシェイプで作成したベクトル画像は、データ容量を軽減でき、どんなドキュメントサイズでも劣化なく対応できるメリットがあります。
しかし、パスやシェイプで複雑なアートワークを作成するのは、テクニックも必要ですし手間もかかります。たとえば、画像を2階調化する処理なら、選択範囲から簡単にパスやシェイプを作成できます。
曖昧な境界線を明確にできる!
選択範囲からパスを作成することはほとんどありません。なぜならパスには、正確な境界線が求められることが多いからです。しかし、選択範囲から予測不能なパスが一瞬で作成できることは痛快です。
写真の陰影などのような、曖昧な境界線を明確に分けるパスが作成できれば、きっと、面白い作品づくりに役立つことでしょう。

拡大してもキレイなドット絵を作成する

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拡大してもキレイなドット絵を作成する
【Photoshop講座】「ドット絵」とは、パソコン上で使われるゲームキャラクターやアイコンなどを表す絵です。ドットの集合体で構成されているのが特徴で、小さいものでは、16 × 16 ピクセルという限られたマス目だけで表現されています。
優れたドット絵の手法をデザインに取り入れたいと思うことも多く、そのときに困ることは、特定の倍率以外で拡大すると形が崩れてしまうことです。あの懐かしい「スーパーマリオブラザーズ」を題材に、どんなサイズに拡大しても劣化しないドット絵を作成しましょう。
ピクセルグリッドにスナップさせてパスを描く!
Photoshop で扱う画像の最小値は「1」pixel、つまり、ドット絵を構成する点の「1 ドット」です。ドット絵を描くには、この詳細なピクセルグリッドのマス目に沿って、正確に配置する必要があります。
[環境設定] ダイアログの [ベクトルツールと変形をピクセルグリッドにスナップ] にチェックマークを入れておくと、ピクセルグリッドにスナップさせて、すばやくパスを描くことができます。

【選択とマスク】面倒な髪の毛の切り抜きを簡単にする方法【境界線調整ブラシツール】

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【選択とマスク】面倒な髪の毛の切り抜きを簡単にする方法【境界線調整ブラシツール】
【Photoshop基本操作】人物の髪の毛を切り抜く方法は、素材や求められるサイズによってアプローチが違います。いちばん面倒な素材は、街や風景などの背景があり、髪の毛の色が背景色と同じようなもの。このような条件では、はっきり言ってお手上げです。
しかし、ほんの少しのごまかしが許されるなら、選択範囲の[選択とマスク]オプションを試してみましょう。意外と簡単に切り抜けるかも知れません。
境界線調整ブラシツールを使おう!
[選択とマスク] オプションは、選択範囲の境界線を編集する機能です。ということは、選択範囲がないと髪の毛は切り抜けないわけで、やっぱり、いつまでもどこまでも、選択範囲って重要なんですね。
[境界線調整ブラシツール] は、ブラシで描画した領域を境界線として、内側と外側に分けるピクセルを、自動的に検知してくれるゴキゲンな機能です。描画を手動で行うことさえ覚悟すれば、難しいとされていた背景からの切り抜きに対応できます。

パスから選択範囲をつくる3つの方法

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パスから選択範囲をつくる3つの方法
【Photoshop基本操作】正確で細密な選択範囲を作成したい場合は、まず、[ペンツール] でパスを作成し、パスの境界線を選択範囲に変換する方法を取ります。操作方法は大きく分けて3つ。いずれの方法も、用途に応じた効率的な使い分けをするためのもので、この方法でなければならないとか、結果が異なるものではありません。
Photoshopの「常識」を身につけよう!
選択範囲の作成は、用途に応じた方法を取ることが前提となりますが、あらゆる場面で最も多用する方法はパスからの変換です。なぜパスなのか? それは正確な境界線を得ることはもちろん、編集可能なパスを保存することで、さまざまな作業が効率よくコントロールできるからです。なにはなくともパス。それがプロの常識です。

パスコンポーネント選択ツール

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パスコンポーネント選択ツール
【Photoshop基本操作】[パスコンポーネント選択ツール]とは、ひとつのシェイプコンポーネント(パスで構成された図形)をワンクリックで選択して、移動や削除などの編集がすばやく行える重要ツールです。[ペンツール]と同じく、シェイプコンポーネントの重なり方を演算するオプションを持ち、シェイプコンポーネントを結合する機能も合わせ持ちます。
パス編集の「できること」を学ぼう!
[パスコンポーネント選択ツール]は、Photoshop では目立たない機能ですが、ベクトル系ソフト「Illustrator」では[選択ツール]に相当し、メニューのトップに位置するほどのメイン機能なのです。パスを編集する際に用いる[シェイプコンポーネントを結合]にいたっては、その存在すら、あまり知られていないのが実状です。Photoshop を攻略する上でパスは大変重要です。デザイナーを目指すなら、知らないではすまされません。基本的なパス編集は必ずマスターしておきましょう!

遠近法の切り抜きツール

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遠近法の切り抜きツール
【Photoshop基本操作】斜めから撮影された看板広告などのパース(遠近法)を、真正面から見たように切り抜くことができるツールです。変形したオブジェクトの四辺に沿ったバウンディングボックスを作成し、それぞれの水平垂直を補正して遠近感を取り除きます。
縦横比率を算出して適切に切り抜こう!
[遠近法の切り抜きツール]は、パースの補正と切り抜きが同時に行える便利なツールですが、そのパフォーマンスを最大限に引き出すには、劣化しない仕上げサイズの縦横比率を、あらかじめ算出しておく必要があります。適用する前にひと工夫するだけで、違和感のない投影法が再現できます。

【切り抜きツール】構図のオーバーレイガイドを切り替える【表示オプション】

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【切り抜きツール】構図のオーバーレイガイドを切り替える【表示オプション】
【Photoshop基本操作】[切り抜きツール]のバウンディングボックスには、画像を切り抜く際に構図を確認できる、さまざまな形式のオーバーレイガイドが用意されています。作業中に何度も切り替えることができるので、複数を組み合わせて最適な画面構成の切り抜きが行えます。
安定した構図を定石とする!
構図とは、視覚的に安定した画面構成のことをいい、グラフィックデザインにおいては、大変重要なテクニックのひとつです。明確な答えというものがないので、古くから見識者によるさまざまな研究が行われ、いくつかの「定石」と言われるものが存在します。構図に迷ったら定石を使え!それをサポートするのが、[切り抜きツール]の表示オプションです。

切り抜きツール

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切り抜きツール
【Photoshop基本操作】[切り抜きツール]とは、画像を切り抜くためのツールです。ドラッグした範囲を四角形に切り抜き、回転や変形などを同時に行う機能を持っています。切り抜き確定後でも、トリミング領域の移動や仕上げサイズの変更といった再編集が可能です。
基本的な操作から課題が見えてくる!
切り抜き後の領域を表示するバウンディングボックスは直感的に操作できます。切り抜きツールって超カンタン!…でも、画像を切り抜く動機とは何でしょう?
ほとんどの場合、切り抜き後の仕上げサイズは確定しているもの。だったら、バウンディングボックスを直感的に操作するなんて、あまり意味のないことかも知れません。まず、画像を四角形に切り抜く基本的な操作を行い、そこから「切り抜く動機」を考えることを課題としましょう!