Photoshop養成ギプス

【ロゴ】フォントでつくる!図形とラインを組んだ文字

-
psgips
【ロゴ】フォントでつくる!図形とラインを組んだ文字
【Photoshop講座】オーソドックスな書体に、ワンポイントの図形を取り入れるだけで、それっぽくなります。文字の配列に下線を加えるのもひとつの手法です。下へ突き出した部分(アルファベットの小文字など)の不安定さも解消できるロゴを作成しましょう。
●使用フォント:Futura BT Bold
※Futura BT Blackは、Bitstream社製のTrueTypeフォントです。
シェイプと下線を利用しよう!
カスタムシェイプツールには様々な図形が用意されています。大きさも形も自由に変えられるので大変便利です。[下線]は[文字]パネルで設定する方法を取り、図形とラインを[べた塗り]塗りつぶしレイヤー上で組みます。
ドキュメント
ドキュメント
文字を入力する
[幅:640 pixel][高さ:320 pixel][解像度:72 pixel/inch][モード:RGBカラー]の新規画像を開き、[フォント:Futura BT Bold][フォントサイズ:100 pt]で「onepoint」を入力します。
[文字]パネル
[文字]パネル
トラッキングと下線を設定する
オプションバーで、[文字パネルと段落パネルの切り替え]をクリックし、[文字]パネルを表示します。下線の位置を「p」の下部に揃えるため、[選択した文字のトラッキングを設定]に「-25」を設定し、[下線]をクリックします。
ドキュメント
ドキュメント
トラッキングを「-25」に設定したので、文字の間隔が狭まりました。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
文字の選択範囲で塗りつぶしレイヤーを作成する
テキストレイヤーには、部分的な消去などの加工ができないので、塗りつぶしレイヤーを利用したビットマップ画像への変換方法をとります。
まず、「onepoint」レイヤーを非表示にして、[command(Ctrl)]キーを押しながらクリックします。
ドキュメント
ドキュメント
すると、「onepoint」レイヤーが非表示になり、何もない白い画像にベース文字の選択範囲が表示されます。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
つぎに、[レイヤー]パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックし、メニューから[べた塗り]を選びます。
その際、表示される[カラーピッカー]は、何も設定せず[OK]をクリックしてください。
「べた塗り1」塗りつぶしレイヤーが作成できたら、[レイヤー]パネルで、レイヤーマスクサムネールをクリックし、二重枠の表示(選択状態)を確認してください。
長方形選択ツール
長方形選択ツール
文字の一部を消去する
図形(炎)に置き換えるため、「i」のドットを消去します。[ツール]パネルから、[長方形選択ツール]を選択します。
「i」の点の領域を選択し、[delete(Backspace)]キーを押して、選択範囲内の画像を消去します。 [command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
COLUMN
消去したのに選択領域が黒くなった?
[塗りつぶし]または[調整レイヤー]での作業は、黒白が逆の[レイヤーマスク]で行われます。[レイヤーマスク]選択時の背景色が黒(デフォルト)の場合、消去した領域は白く表示されますが、背景色が白の場合、消去した領域は黒く表示されます。対処方は[消去]を取り消し、[ツール]パネルで、[描画色と背景色を初期設定に戻す]をクリックして作業をやり直してください。
カスタムシェイプツール
カスタムシェイプツール
シェイプを配置する
図形(炎)は、Photoshopに用意されているベクトル画像のシェイプを利用します。[ツール]パネルから、[カスタムシェイプツール]を選択します。
オプションバーで、[ツールモードを選択]に[パス]を選択し、[シェイプ]に[炎]を選択します。
オプションバー
オプションバー
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
「i」の点の領域をドラッグして、「炎」のシェイプを作成します。
COLUMN
ライブラリを表示するには
[カスタムシェイプツール]を選び、オプションバーで、[クリックでカスタムピッカーを開く]をクリックし、カスタムピッカーの右上にある歯車アイコンをクリックします。するとプルダウンメニューが表示されますので、その中から[すべて]を選ぶか、任意のシェイプグループを選んでください。「炎」は[自然]に含まれています。
[パス]パネル
[パス]パネル
選択範囲を塗りつぶす
[パス]パネルを表示して、「作業用パス」を[command(Ctrl)]キーを押しながらクリックします。
パスの選択範囲が表示されたら、 [編集]メニューから、[塗りつぶし]を選んで、[内容:ホワイト]で実行し、[command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
COLUMN
なぜ白く塗りつぶしたのに黒くなるの?
[塗りつぶし]または[調整レイヤー]での作業は、黒白が逆の[レイヤーマスク]で行われます。[レイヤーマスク]選択時の描画色が白(デフォルト)の場合、[塗りつぶし]の設定は[内容:描画色]、または[内容:ホワイト]で実行すると、塗りつぶされた領域は黒く表示されます。
長方形選択ツール
長方形選択ツール
下線との境界を修正する
[ツール]パネルから、[長方形選択ツール]を選択します。
「p」と下線との境界を図のように左右均等に選択して、[delete(Backspace)]キーを押し消去、[command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
文字を着色して完成
[レイヤー]パネルを表示します。 「べた塗り1」レイヤーサムネールをダブルクリックし、 [カラーピッカー]ダイアログで[カラー:H212/S90/B65]に設定すれば完成です。
関連記事
psgips
Posted bypsgips