Photoshop養成ギプス

塗りの不透明度

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塗りの不透明度
【Photoshop基本操作】レイヤースタイルの効果には影響を与えず、ピクセルがある塗りの部分の不透明度だけを調整することができます。塗りの不透明度を調整できる画像は、Photoshop で現在作業中のレイヤーを含む画像、または、Photoshop 形式(.psd)で保存されたレイヤーを含む画像に限られます。
画像には実像と効果が存在する!
「フツウの不透明度とどこがちがうの?」とか、何かと難解な部分がある塗りの不透明度ですが、この疑問はまず、「レイヤースタイルの効果が実像ではない」と理解できたら、カンタンに解消できるのではないかと思います。「実像」と「効果」を使い分けて調整する。それが「塗りの不透明度」なのです。
塗りの不透明度の操作方法
ガラスの質感を表現する作例で、塗りの不透明度を操作してみましょう。ガラスの質感は、オブジェクトの透明感はもちろん、エッジのハイライトや、透けたオブジェクトの下に落ちた影も重要な効果です。それらの効果をそのまま残して、塗りの不透明度でオブジェクトを透明にしてみましょう。
[塗り]スライダーを表示する
解説に使用するドキュメントは、板塀の背景画像に白色のテキストを配置したものです。レイヤースタイルは、ガラスの質感を表現しようと設定したものですが、白色のテキストをベースのオブジェクトとしているため、板塀の背景画像が透けて見えません。
白色のテキストを配置→レイヤースタイルを適用
[レイヤー]パネルで、不透明度を調整したいレイヤーを選択し、[塗り]のボックス横にあるボタンをクリックします。
[塗り]をクリック→スライダーの表示を確認
[レイヤー]パネルの[塗り]は、[不透明度]の下にあります。[不透明度]と[塗り]は上下段に分かれているので、設定する箇所を間違えないように注意してください。
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【Photoshop講座】基本がわかる!レイヤーの使い方
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スライダーをドラッグして調整する
表示されたスライダーを左右にドラッグして、[塗り]の不透明度を調整します。
スライダーを左右にドラッグ→[塗り]を設定
レイヤースタイルの効果には影響を与えず、白色のテキストの不透明度だけが調整されて、板塀の背景画像が透けて見えるようになりました。
[塗り]に「50%」を設定→[塗り]に「20%」を設定
[enter]キーを押すと、スライダーが非表示になります。[レイヤー]パネルの何もない箇所をクリックすることでも非表示にできます。
塗りの不透明度を確認する
[塗り]の不透明度を設定した「実像」がどうなっているのか? 確認してみましょう。[レイヤー]パネルで、レイヤースタイルの[効果]を無効にしてみると、「実像」である白色のテキストが、半透明(20%)になっていることがわかります。この状態に限っては、[レイヤー]パネル上部にある[不透明度]で設定しても、表面上はまったく同じ結果になり、[塗り]との違いがよくわかりません。
白色のテキストが半透明になっている→レイヤースタイルの効果を無効
それでは、[不透明度]と[塗り]の違いを確認しましょう。設定を STEP 1 の最初の状態に戻します。[レイヤー]パネルで、[塗り]ではなく、その上段にある設定項目の[不透明度]に同様の数値を設定します。
レイヤースタイルの効果も半透明になる→[不透明度を設定]
すると、[塗り]では影響を受けなかったレイヤースタイルの効果も含めて、半透明(20%)になります。これでは、ガラス特有のくっきりシャープなエッジまでもが薄く半透明になってしまって、イメージするようなガラスの質感を表現できません。レイヤースタイルの効果に影響を与えず、ベースのオブジェクトの不透明度だけを調整したい。[不透明度]と[塗り]の違いは、こうした「使い分け」にあるのです。
[塗り]はレイヤースタイルの効果である!
ここでは[レイヤー]パネルの[塗り]について解説しましたが、実は同様の設定がレイヤースタイルにもあるのです。それは、レイヤースタイルの総合的な設定にあたる[効果]です。[レイヤースタイル]ダイアログの左のメニューから[効果]を選択して、[高度な合成]セクションの[塗りの不透明度]を設定します。
[レイヤースタイル]ダイアログの[塗りの不透明度]
[レイヤースタイル]ダイアログの[塗りの不透明度]
レイヤースタイルには、オブジェクトをさまざまな描画モードで塗りつぶせる[カラーオーバーレイ]や[グラデーションオーバーレイ]などがあるので、[塗りの不透明度]の設定は「0%」がデフォルト値と捉えてもいいくらいです。
たとえば、[パターンオーバーレイ]にべた塗りの白を設定しておき、その[不透明度]を「20%」に設定しておくと、[効果]の[塗りの不透明度]が「0%」でも、オブジェクトには不透明度20%の白を適用することができます。
この方法だと、レイヤースタイルを適用するオブジェクトの色に関係なく、同じ効果をだすことができます。いつでも[塗りの不透明度]を「0%」に設定しておく方がスマートですね。[効果]の[塗りの不透明度]は、[レイヤー]パネルの[塗り]と連動します。
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Posted bypsgips