Photoshop養成ギプス

【エフェクト】風景写真に霧を発生させる【1】

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【エフェクト】風景写真に霧を発生させる【1】
【Photoshop講座】冴えない風景写真に幻想的な霧を発生させて、空気感や遠近感などにこだわった、旅情あふれる演出を施してみましょう。
霧の濃度を遠景と近景に分けよう!
風景は晴天時でも遠くになるほど霞んで見え、階調も浅くどんどん狭まっていきます。濃い霧が発生した風景も、この霞んで見える濃度が増したものと解釈して、遠景はより深く、近景はより浅く効果の度合いを変えていくことで、より自然な空気感を表現することができます。
風景の領域にパスをつくる
「レインボーブリッジ」の素材画像を開きます。素材画像は[幅:1240 pixel][高さ:824 pixel][解像度:72 pixel/inch][モード:RGBカラー]を使用しています。
[Photoshop]操作パネル
[Photoshop]操作パネル
風景写真の橋は、後方から前方に伸びて遠近感があります。しかし、橋桁の向こうに見える風景は平行なので、橋桁までの距離との差で、空気の密度(霧の濃度)も違って見えます。霧の濃度をコントロールするためのパスを作成しましょう。
[ツール]パネルから、[ペンツール]を選択し、オプションバーで、[ツールモードを選択]に[パス]、[パスの操作]に[シェイプを結合]を選択します。
ペンツール
ペンツール
オプションバー
オプションバー
[ペンツール]で、図のようなパスを作成します。パスの作成は、橋桁の向こうに見える風景の選択範囲を得るためのもので、合計5個所の「閉じたパス」で構成されています。右側のパスは、海面から下の部分も領域に含めます。
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
[レイヤー]パネルで、[パス]タブをクリックして、[パス]パネルを表示します。[パス]パネルで、[作業用パス]をダブルクリックして、[パスを保存]ダイアログを表示します。
[パス]パネル
[パス]パネル
[パスを保存]ダイアログで、[パス名]を確認して、[OK]をクリックします。
[パスを保存]ダイアログ
[パスを保存]ダイアログ
[パスを保存]ダイアログの設定は、[OK]をクリックすることで、現在の[作業用パス]が[パス]として保存されます。[パス名]は任意のものでかまいません。[作業用パス]のまま作業を進めると、調整レイヤーなどの作成時にベクトルマスクを作成したり、新しいパスを追加すると消去される場合があるので、作成したパスは必ず保存するようにしてください。
パスが表示されたままだと、後の作業に差し支えるので、[パス 1]の選択を解除します。パスの選択解除は、[パス]パネルの余白部分をクリックして行い、選択が解除されていることを必ず確認してください。
[パス]パネル
[パス]パネル
霧の濃度を決めるガイドを引く
風景写真の建造物を単純な立方体に見立てて、風景が霞んでいく度合いを大まかに設定します。後方から前方に伸びる橋の側面と、後方に見える平行した風景を面で捉える構造線をガイドで引きましょう。[表示]メニューから、[新規ガイド]を選択し、[新規ガイド]ダイアログで、[水平方向]をクリックして選択し、[位置]に「667 px」を入力して、[OK]をクリックします。
[新規ガイド]ダイアログ
[新規ガイド]ダイアログ
ドキュメント・ガイドの作成を確認
ドキュメント・ガイドの作成を確認
このガイドは、推測した地平線の位置を示し、「水平方向」のいちばん濃い霧の境界線とします。
[表示]メニューから、[新規ガイド]を選択し、[新規ガイド]ダイアログで、[垂直方向]をクリックして選択し、[位置]に「418 px」を入力して、[OK]をクリックします。
[新規ガイド]ダイアログ
[新規ガイド]ダイアログ
ドキュメント・ガイドの作成を確認
ドキュメント・ガイドの作成を確認
このガイドは、推測した橋の末端の位置を示し、「垂直方向」のいちばん濃い霧の境界線とします。
COLUMN
ガイドをフリーで引くには
[表示]メニューから、[定規]を選択すると、画像ウィンドウの側面に[定規]が表示されます。水平(x)軸、または垂直(y)軸の[定規]の領域から、ウィンドウ内へドラッグ&ドロップすると、任意の位置にガイドが設定できます。レッスンでは、素材画像に対して正確な位置を示すため、[新規ガイド]ダイアログで数値設定しています。
[定規]からドラッグ&ドロップしてガイドを作成
[定規]からドラッグ&ドロップしてガイドを作成
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