Photoshop養成ギプス

【ロゴ】フォントでつくる!燃え上がる炎の文字【1】

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【ロゴ】フォントでつくる!燃え上がる炎の文字【1】
【Photoshop講座】炎を文字にした特殊効果は、映画やゲームなどのタイトルでよく見かけますが、実際の炎の映像や写真を合成することなく、絵心がない人でもカンタンにつくる方法があります。輪郭線がメラメラと赤く燃え上がった炎の文字を作成しましょう。
●使用フォント : Times New Roman Regular
※Times New Roman Regularは、Mac OSXの搭載フォントです。
フィルターの組み合わせで炎を表現しよう!
Photoshopに搭載されている多彩なフィルターをつかって、何もないところから炎を生成します。全体の元となるのは、[風] フィルターで起こしたランダムな流れる線で、そのシルエットを踏襲しつつ、数種類のフィルターを操って、炎に見えるよう加工していきます。繊細なピクセル単位の表現になりますので、「やりすぎない」というのも重要かも?
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ドキュメントに文字を入力する
[幅 : 960 pixel]、[高さ : 288 pixel]、[解像度 : 72 pixel/inch]、[カラーモード : RGB カラー] の新規画像を開きます。
フォントに合わせて割り出そう!
このドキュメントサイズ (画像サイズ) は、使用するフォントの推奨サイズを約200ポイントとし、入力した文字列の周囲に余白を設けた割り出しサイズです。
割り出しサイズとは、このレッスンのフォントサイズに適した最小限のドキュメントサイズ (画像サイズ) です。割り出しサイズより大きければ、どんなドキュメントサイズでもかまいません。
[ツール]パネルから、[横書き文字ツール] を選択します。
オプションバーで、[フォント : Times New Roman Regular]、[フォントサイズ : 193 pt]を設定します。
ドキュメントをクリックして、「FIREMAN」を入力します。
フォントの推奨サイズとドキュメントの割り出しサイズ
フォントの推奨サイズとドキュメントの割り出しサイズ
見出しチェック!
フォントの推奨サイズとは、Photoshopのほとんどの効果が、画像解像度に依存されるため、[解像度 : 72 pixel/inch] の画像で作成する場合に、最も適したフォントサイズをあらかじめ提示しています。
[Photoshop CC (編集)] メニューから、[環境設定] → [ガイド・グリッド・スライス] を選択します。[環境設定] ダイアログで、[グリッド線] に「64」pixel、[分割数] に「2」を設定して、[OK] をクリックします。
[環境設定] ダイアログを設定 (部分)
[環境設定] ダイアログを設定 (部分)
グリッドを表示しよう!
[表示] メニューから、[表示・非表示] → [グリッド]、バージョン CS 4 以前では、[ビュー] メニューから、[表示] → [グリッド] を選択して、グリッドを表示させて割り出しサイズを決めるとよいでしょう。
新規レイヤーを作成する
[レイヤー] パネルで、テキストレイヤー ([FIREMAN] レイヤー) を非表示にします。
[新規グループを作成] をクリックし、[グループ 1] を作成します。
[新規レイヤーを作成] をクリックし、[レイヤー 1] を作成します。
[グループ 1] のフォルダ内に、[レイヤー 1] が作成されていることを確認してください。
[グループ 1] を作成
[グループ 1] を作成
[編集] メニューから、[塗りつぶし] を選択します。[塗りつぶし] ダイアログで、[内容] に [ブラック] を選択して、[OK] をクリックします。
[塗りつぶし] ダイアログを設定
[塗りつぶし] ダイアログを設定
ひとつにまとめて背景と合成!
この [レイヤー 1] を「炎の文字」の加工に使用します。[レイヤー 1] を [グループ 1] 内に作成したのは、後に背景画像と合成しやすいようにするため、レイヤーをひとつのグループにまとめるためです。
ドキュメントを回転する
[イメージ] メニューから、[画像の回転] → [90°(時計回り)] を選択し、ドキュメントを 90°回転します。
ドキュメントを 90°回転する
ドキュメントを 90°回転する
ドキュメントが 90°回転したことを確認します。
ドキュメントを確認
ドキュメントを確認
フィルター適用のための回転!
この [画像の回転] は、後の手順で適用する [風] フィルターが、左右の方向にだけ効果が現れるので、上下に効果が欲しい場合は、あらかじめドキュメントを回転させておく必要があるからです。
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