Photoshop養成ギプス

【色調補正】ヒストグラムの読み方【階調の識別】

-
psgips
【色調補正】ヒストグラムの読み方【階調の識別】
【Photoshop基本操作】ヒストグラムとは、画像内のピクセル分布を、明るさのレベル別にグラフ化したものです。画像内の階調をすばやく識別することによって、適切な補正を行うことに役立ちます。
黒ツブレと白トビに気をつけよう!
ヒストグラムを気にせずに補正すると、暗い部分の階調が最小値になった「黒ツブレ」、明るい部分の階調が最大値になった「白トビ」を引き起こしてしまう可能性が大きくなります。このような補正は大失敗で、プロの現場では全く通用しません。必ず、ヒストグラムを確認しながら作業を行いましょう。
ヒストグラムを表示する
ヒストグラムは、色調補正ツールの[レベル補正]、[トーンカーブ]で表示されますが、ここでは、ヒストグラムの拡張機能がある[ヒストグラム]パネルを例にしています。
ヒストグラムパネルを表示する
[ウィンドウ]メニューから[ヒストグラム]を選択します。初期設定では「コンパクト表示」で開きます。
[ヒストグラム]パネルを表示
[ヒストグラム]パネルを表示
拡張表示に変更する
パネルメニューから[拡張表示]を選択します。[拡大表示]では、[チャンネル]や[数値情報]などのオプションが表示されます。
拡張表示に変更する
拡張表示に変更する
チャンネルをRGBに変更する
ヒストグラムの仕組みが理解しやすいように、[チャンネル]に[RGB]を設定します。すると、カラーで塗り分けされていたヒストグラムが、白色のシルエットに変わります。
ヒストグラムの階調とピクセル数
ヒストグラムの階調とピクセル数
階調とピクセル数
横軸が明るさの階調(0~255)を示し、縦軸が分布されたピクセル数を示します。ピクセル分布(グラフの形状)は、各画像によって異なり、色調補正ツールなどで補正を加えると、ピクセル分布も変更されます。
このレッスンの動画を配信中!
【Photoshop講座】基本がわかる!色調補正の考え方
サムネールをクリックすると、YouTube 動画にリンクします。
ヒストグラムの読み方
ヒストグラムは、現在の画像のピクセル分布を表示します。ヒストグラムで画像の状態を知るポイントは、シャドウ点とハイライト点、および階調数です。シャドウ点では黒ツブレ、ハイライト点では白トビ、階調数では階調の幅を確認することができ、それぞれが、どれくらいのピクセル数を保有しているのかを一目で知ることができます。
階調数が多いヒストグラム
階調0〜255の範囲で幅広くピクセル分布されているヒストグラムから、階調数が多く適切な画像であると判断できます。
階調数が多い画像
階調数が多いヒストグラム
階調数が少ないヒストグラム
シャドウ領域、またはハイライト領域にピクセル分布がないヒストグラムから、階調数が少なく不適切な画像であると判断できます。
階調数が少ない画像
階調数が少ないヒストグラム
黒ツブレと白トビがないヒストグラム
左側がシャドウの領域で、右側がハイライトの領域です。一般的な画像は、両端にいくほどピクセル数が減少しています。
黒ツブレと白トビがない画像
黒ツブレと白トビがないヒストグラム
黒ツブレと白トビがあるヒストグラム
シャドウ点とハイライト点にピクセルが分布されていることで、白トビ、黒ツブレを起こしている画像であることがわかります。
黒ツブレと白トビがある画像
黒ツブレと白トビがあるヒストグラム
数値情報を表示するには
ヒストグラム内にマウスポインタを置く、またはドラッグして領域を指定すると、[レベル]、[ピクセル]、[比率]の数値情報が表示されます。[レベル]は、指定した横軸の階調(0~255)、[ピクセル]は、指定した縦軸のピクセル数、[比率]は、分布されたピクセルの累計を%(百分率)で表示します。
関連記事
psgips
Posted bypsgips