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【画像合成】2次平面から起こす立体イラスト【2】

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【画像合成】2次平面から起こす立体イラスト【2】
【Photoshop講座】パーツに分けたシェイプに立体的な効果をつけていきます。より立体的に見せるため、回り込む陰影を意識した設定を行い、効果の小さいシェイプと効果の大きいシェイプを段階的に設定していきます。
レイヤースタイルの効果をコントロールする!
レイヤースタイルは、[ベベルとエンボス]などの立体的な効果を簡単に適用できます。しかし、レイヤーオブジェクトの領域に対して、エッジの設定が均等に適用されるため、異なるテクスチャが重なり合う境界部分では、なかなか思うような表現ができないものです。そんなときは、レイヤーマスクを活用しましょう。効果の小さいものと効果の大きいものを段階的に作成して、その境界をレイヤーマスクでなじませれば、ひとつのオブジェクトに異なったエッジが表現できます。
回り込む陰影を意識した設定を行う
前面のシェイプレイヤーにレイヤースタイルを適用します。[レイヤースタイル]ダイアログで、[構造]の[サイズ]に「32」pxを設定します。その他の項目は、手順【3】と同様です。[テクスチャ]、[パターンオーバーレイ]も同様です。
[ベベルとエンボス]を設定
[ベベルとエンボス]を設定
設定値を変えて陰影を大きくする
設定値を変えて陰影を大きくする
効果を大きめに!
胴体のお腹の部分は丸く見せたいので、レイヤースタイルの効果は大きめにしておくことがポイントです。効果のサイズが大きければ、より広い塗り面が必要になるので、重ねたシェイプレイヤーで見えなくなる部分まで、パスの領域を拡げておくといいでしょう。
効果の小さいシェイプで境界をなじませる
[レイヤー]パネルで、[シェイプ 4]を選択します。[レイヤースタイルを追加]をクリックして、メニューから[ベベルとエンボス]を選択します。
[レイヤースタイル]ダイアログで、[構造]の[サイズ]に「4」px、[陰影]の[角度]に「120」°、[高度]に「30」°、[ハイライトのモード]の[不透明度]に「60」%、[シャドウのモード]の[不透明度]に「50」%を設定します。
[ベベルとエンボス]を設定
[ベベルとエンボス]を設定
[スタイル]メニューから、[テクスチャ]を選択します。[エレメント]の[パターン]に「雲模様」、[比率]に「50」%、[深さ]に「+30」%を設定し、[OK]をクリックします。
[テクスチャ]を設定
[テクスチャ]を設定
異なるテクスチャが重なり合う境界部分は、効果の小さいものと効果の大きいものを段階的に作成します。
効果の小さいシェイプで境界をなじませる
効果の小さいシェイプで境界をなじませる
効果の大きいシェイプを重ね境界をマスクする
[レイヤー]パネルで、[シェイプ 5]を選択します。[レイヤースタイルを追加]ボタンをクリックして、メニューから[ベベルとエンボス]を選択します。
[レイヤースタイル]ダイアログで、[構造]の[サイズ]に「24」pxを設定します。その他の項目は、手順【5】と同様です。
[ベベルとエンボス]を設定
[ベベルとエンボス]を設定
[スタイル]メニューから、[テクスチャ]を選択します。[エレメント]の[深さ]に「+5」%を設定し、[OK]をクリックします。その他の項目は、手順【5】と同様です。
[テクスチャ]を設定
[テクスチャ]を設定
効果の大きいシェイプを重ねる
効果の大きいシェイプを重ねる
[レイヤー]パネルで、[レイヤーマスクを追加]をクリックして、[シェイプ 5]にレイヤーマスクを作成します。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[ツール]パネルから、[ブラシツール]を選択し、オプションバーで、[直径]に「200」px、[硬さ]に「0%」を設定し、異なるテクスチャが重なり合う境界部分をドラッグしてマスクします。
境界部分をドラッグしてマスク
境界部分をドラッグしてマスク
レイヤーマスクモードでマスクを確認
レイヤーマスクモードでマスクを確認
レイヤーマスクで効果を隠す?
異なるテクスチャが重なり合う境界部分をなじませるには、[レイヤーマスクで効果を隠す]というオプションを有効にする方法もあります。これは、[レイヤースタイル]ダイアログの[レイヤー効果]にあるオプションで、ひとつのオブジェクト内で、レイヤースタイルの適用度を部分的に調整できます。作例のように、ゴツゴツしたテクスチャを含むベベルとエンボスでは、マスク部分が平坦になってしまう場合があるので不向きですが、高度な合成には欠かせない機能です。
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