Photoshop養成ギプス

【テクスチャ】ゼロからつくる!崩れかけた土塀【1】

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【テクスチャ】ゼロからつくる!崩れかけた土塀【1】
【Photoshop講座】ランダムに生成される[雲模様]から、濃淡の階調差があるマップデータを作成し、平坦な部分と崩れて窪んでいる部分を[エンボス]で一気に立体化します。細かいひび割れ模様も加え、崩れかけた土塀のテクスチャを廃退的なイメージに仕上げましょう。
立体化を意識してマップを作成しよう!
[エンボス]は、グレースケール画像の濃淡(明度)によって、立体化した影が付く機能です。実際は画像のズレがそのように見せるのですが、白い部分と黒い部分の境界線に多くの階調が含まれていると滑らかに、少ない階調だとデコボコがハッキリします。平坦な部分と崩れて窪んでいる部分は、このような階調の違いで表現できます。
新規画像を作成する
[ファイル]メニューから、[新規]を選びます。
[新規]ダイアログ
[新規]ダイアログ
ドキュメント
ドキュメント
[新規]ダイアログで、[プリセット]に[Web]を選択し、[サイズ]に[1600 x 1200]を選択して、[OK]をクリックします。
[新規]ダイアログで設定したドキュメントサイズが仕上げサイズになります。推奨サイズ以外でも、同じ手順でテクスチャは作成できますが、自動生成される[雲模様]によって、効果が出にくい場合もあります。
ベースのマップを作成する
[フィルター]メニューから、[描画]→[雲模様 1]を選びます。続いて、[フィルター]メニューから、[描画]→[雲模様 2]を選びます。
[雲模様 1]を適用
[雲模様 1]を適用
[雲模様 2]を適用
[雲模様 2]を適用
[フェード]ダイアログ
[フェード]ダイアログ
[編集]メニューから、[フェード]を選び、[描画モード]に[差の絶対値]を設定して、[OK]をクリックします。
[雲模様 1]、および[雲模様 2]は、現在の描画色と背景色が使用されます。適用する前に必ず、描画色が黒、背景色が白に設定されているか確認してください。設定されていない場合は、[描画色と背景色を初期設定に戻す]をクリックします。
ドキュメント
ドキュメント
「崩れかけた土塀」の基になるマップデータが作成できました。
このレッスンの動画を配信中!
【Photoshop講座】ゼロから崩れかけた土塀のテクスチャを作成する
サムネールをクリックすると、YouTube 動画にリンクします。
レイヤーを複製する
[レイヤー]パネルで、[背景]を[新規レイヤーを作成]にドラッグして、[背景 コピー]を作成します。
[背景]を複製
[背景]を複製
[背景]を選択
[背景]を選択
[背景 コピー]の[レイヤーの表示 / 非表示]をクリックし、レイヤーを非表示にして、[背景]を選択します。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
ひび割れ模様を作成する
[レイヤー]パネルで、[新規レイヤーを作成]をクリックして、[レイヤー 1]を作成します。
[フィルター]メニューから、[描画]→[雲模様 1]を適用し、続いて[雲模様 2]を適用します。
[雲模様 1]、および[雲模様 2]は、自動生成される模様が適用するたびに変わります。手順【2】と同じ工法を用いていますが、ベースとは違う新たな形状を得るため、新規レイヤー上で適用します。
[雲模様 1]を適用
[雲模様 1]を適用
[雲模様 2]を適用
[雲模様 2]を適用
[輪郭のトレース]ダイアログ
[輪郭のトレース]ダイアログ
[フィルター]メニューから、[表現手法]→[輪郭のトレース]を選び、[エッジ]に[指定レベル以上の画像の周り]を選択し、[レベル]に「2」を設定して、[OK]をクリックします。
ドキュメント
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