Photoshop養成ギプス

【絵画調】人物をポリゴンスタイル風に加工する

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【絵画調】人物をポリゴンスタイル風に加工する
【Photoshop講座】ポリゴンとは、3Dソフトでつくられる多面体を表す幾何学的な線で、三角形の面で構成されているのが特徴です。その簡素化された斬新な表現をグラフィックに取り入れたものがポリゴンスタイル。擬似的なポリゴンメッシュを利用して、人物をスタイリッシュに加工しましょう。
一連の操作をアクションで自動化する!
このレッスンで行うポリゴン化は、「三角形のモザイク」のような加工なので、ひとつひとつのポリゴン面に同じ操作を繰り返す必要があります。一連の操作をアクションで自動化すれば、クリック+ファンクションキーの操作で、次々に画像をポリゴン化していくことができます。
素材画像を開く
人物の素材画像を開きます。素材画像は[幅:4256 pixel][高さ:2832 pixel] [解像度:72 pixel/inch][モード:RGBカラー]を使用しています。
素材画像を開く
素材画像を開く
photo by preciouskhyatt
表示倍率100%で行う!
このレッスンには、表示倍率100%の操作画面を、スクリーンキャプチャーで撮影する操作が含まれているので、ご使用のパソコン画面が小さい場合、画像をつなぎ合わせる、または素材画像を縮小することが必要になります。
このレッスンの動画を配信中!
【Photoshop講座】人物をポリゴンスタイル風に加工する
サムネールをクリックすると、YouTube 動画にリンクします。
人物に選択範囲を作成する
[ツール]パネルから、[クイック選択ツール]を選択します。
[クイック選択ツール]を選択
[クイック選択ツール]を選択
オプションバーで、[選択範囲に追加]、[クリックでブラシプリセットピッカーを開く]をクリックして、[直径]に「24 px」を設定します。
[直径]に「24 px」を設定
[直径]に「24 px」を設定
人物をドラッグして選択範囲を作成します。
人物の選択範囲を作成
人物の選択範囲を作成
大まかな輪郭でOK!
[クイック選択ツール]は、選択したい画像の上を大まかにドラッグするだけで、自動的に選択範囲を作成してくれるツールです。ここで選択したい部分は、人物の大まかな輪郭なので、髪の毛などの細部まで選択する必要はありません。
大まかな選択範囲が作成できたら、[選択]メニューから、[選択範囲を保存]を選択し、[選択範囲を保存]ダイアログで、[OK]をクリックします。
[選択範囲を保存]ダイアログを設定
[選択範囲を保存]ダイアログを設定
[チャンネル]パネルを表示して、[アルファチャンネル 1]が作成されていることを確認します。[command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。
[アルファチャンネル 1]を確認
[アルファチャンネル 1]を確認
選択範囲を保存!
後の手順で共通した選択範囲を使用するため、[アルファチャンネル 1]に選択範囲を保存しておきます。
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黒地にポリゴンメッシュを作成する
[レイヤー]パネルで、[背景]を[新規レイヤーを作成]にドラッグし、[背景 コピー]を作成して、レイヤー名を[平均]に変更します。
[背景]を複製
[背景]を複製
レイヤー名を[平均]に変更
レイヤー名を[平均]に変更
[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックし、メニューから、[べた塗り]を選択し、[カラーピッカー]ダイアログで、[新しい色]に[ブラック]を設定します。[べた塗り 1]が作成できたら、[平均]レイヤーを選択します。
[べた塗り 1]を作成
[べた塗り 1]を作成
[平均]レイヤーを選択
[平均]レイヤーを選択
[選択範囲]メニューから、[選択範囲を読み込む]を選択します。[選択範囲を読み込む]ダイアログで、[チャンネル]に[アルファチャンネル 1]を選択して、[OK]をクリックします。
[選択範囲を読み込む]ダイアログを設定
[選択範囲を読み込む]ダイアログを設定
黒地に人物の選択範囲が作成できたら、[表示]メニューから、[表示・非表示]→[選択範囲の境界線]を選択し、選択範囲の境界線を非表示にします。
人物の選択範囲を読み込む
人物の選択範囲を読み込む
選択範囲の境界線を非表示
選択範囲の境界線を非表示
[編集]メニューから、[パペットワープ]を選択します。すると、[パペットワープ]のメッシュが表示されます。[shift]+[command(Ctrl)]+[3]キーを押して、ドキュメントのスクリーンショットを撮ります。
メッシュのスクリーンショットを撮る
メッシュのスクリーンショットを撮る
表示倍率100%で撮影!
スクリーンショットの撮影は、必ず表示倍率100%で行ってください。ドキュメントのすべての領域が、表示倍率100%で表示できない場合は、画像をつなぎ合わせるか、あらかじめ素材画像の大きさを縮小しておく必要があります。
スクリーンショットをドキュメントにコピー&ペーストします。レイヤー名を[ポリゴン]に変更します。[べた塗り 1]は必要ないので削除しておきます。[ポリゴン]レイヤーの描画モードに[スクリーン]を選択します。
no498_15.png
スクリーンショットをペースト
[平均]レイヤーと[ポリゴン]レイヤーが合成されました。
ポリゴンメッシュを合成
ポリゴンメッシュを合成
素材画像が白っぽい場合は?
ここでは黒地に白色のポリゴンメッシュを設定していますが、素材画像が明るく白っぽい場合は、[ポリゴン]レイヤーの階調を反転し、描画モード[乗算]に設定してください。
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ひとつのポリゴン面を作成する
[ツール]パネルから、[自動選択ツール]を選択します。
[自動選択ツール]を選択
[自動選択ツール]を選択
オプションバーで、[新規選択]をクリックします。
[新規選択]をクリック
[新規選択]をクリック
[許容量]に「1」を設定し、[アンチエイリアス]のチェックマークを外します。
[許容量]に「1」を設定して[アンチエイリアス]を無効
[許容量]に「1」を設定して[アンチエイリアス]を無効
メッシュのひとつの領域内をクリックします。すると、領域内全体に選択範囲が作成されます。
メッシュ領域内をクリック
メッシュ領域内をクリック
アクションで記録する操作
ここからアクションを記録します。[選択範囲]メニューから、[選択範囲を変更]→[拡張]を選択し、[選択範囲を拡張]ダイアログで、[拡張量]に「1」pixelを設定して、[OK]をクリックします。
[選択範囲を拡張]ダイアログを設定
[選択範囲を拡張]ダイアログを設定
[選択範囲]メニューから、[選択範囲を変更]→[境界をぼかす]を選択し、[境界をぼかす]ダイアログで、[ぼかしの半径]に「1」pixelを設定して、[OK]をクリックします。
[境界をぼかす]ダイアログを設定
[境界をぼかす]ダイアログを設定
[レイヤー]パネルで、[平均]レイヤーを選択します。
[平均]を選択
[平均]を選択
レイヤー名の[平均]と[ポリゴン]は、アクション「ポリゴンスタイル」を再生するときに必要です。他のドキュメントで再生する場合は、それぞれのレイヤー名を[平均]と[ポリゴン]に変更してください。
[フィルター]メニューから、[ぼかし]→[平均]を選択して適用します。ひとつのポリゴン面が作成できました。
[ぼかし]→[平均]を適用
[ぼかし]→[平均]を適用
[レイヤー]パネルで、[ポリゴン]レイヤーを選択します。
[ポリゴン]を選択
[ポリゴン]を選択
ここでアクションの記録を中止します。[アクション名]を「ポリゴンスタイル」として、アクションを実行するファンクションキーを[アクションオプション]で設定します。作例では、[ファンクションキー]に[F15]を設定しています。
その他のポリゴン面をアクションで作成する
ひとつのポリゴン面を[自動選択ツール]で選択し、登録したファンクションキーを押してアクション「ポリゴンスタイル」を再生します。必要な部分にポリゴンスタイルが適用できたら完成です。
ひとつのポリゴン面を選択
ひとつのポリゴン面を選択
ファンクションキーでアクションを再生
ファンクションキーでアクションを再生
元画像
元画像
すべてのメッシュにポリゴンスタイルを適用
すべてのメッシュにポリゴンスタイルを適用
必要な箇所にポリゴンスタイルが適用できたら、[レイヤー]パネルで、[ポリゴン]レイヤーを非表示にします。ポリゴンメッシュの境界線部分は、選択範囲を拡張しているため穴埋めされています。選択範囲の境界線をぼかしているので、ポリゴンメッシュのジャギーは目立たなくなっています。
ポリゴンスタイルの完成
ポリゴンスタイルの完成
[レイヤー]パネルを確認
[レイヤー]パネルを確認
背景を塗りつぶすには?
[ポリゴン]レイヤーを選択し、[自動選択ツール]で、ポリゴンメッシュ以外の領域をクリックすると、背景の部分が選択できます。この選択範囲で[グラデーション]塗りつぶしレイヤーを作成すると、ポリゴンメッシュの境界線でキレイにマスクした背景が塗りつぶせます。[平均]レイヤーにレイヤーマスクを作成すると、部分的なポリゴンスタイルが表現できます。
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