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基本がわかる!マスクの種類と作り方【1】

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基本がわかる!マスクの種類と作り方【1】
【Photoshop基本操作】マスクとは不要な部分を消す機能です。Photoshop の作業で頻繁に行われる「オブジェクトの切り抜き(型抜き)」は、そのほとんどがマスクを利用しています。自然で滑らかな境界線が作成できるので、あらゆるテクニックの要となる存在です。まず、マスクの大まかなことを知りましょう。
0.5ピクセルの勝負!
「切り抜き」という言い方が定着していますが、マスクでの切り抜き方は、型紙のようなもので抜く「型抜き」です。その型紙を作るテクニックが求められます。なので、ハサミのようにパパッと切り抜いてしまっては、マスク本来のパフォーマンスが引き出せません。切り抜きの境界線は、1 pixel より小さい0.5 pixel の勝負です。そのような繊細さがなければ、マスクは攻略できません。
レイヤーマスクの基本
オブジェクトを切り抜く場合、不要な部分を「マスク領域」といいます。マスク領域の作成方法で、最も多く行われているのは、選択範囲からレイヤーマスクを作成することです。レイヤーマスクとは、グレースケール画像の明度によって、マスク領域が塗り分けられた「ピクセルマスク」です。最もポピュラーなレイヤーマスクの作成方法から、レイヤーマスクの基本を探っていきましょう。
レイヤーマスクの概念図
レイヤーマスクの概念図
白黒で塗り分けられたマスク領域
レイヤーマスクに用いられれる「ピクセルマスク」とは、「ベクトルマスク」とを区別する言い方です。マスクの基本を語る上では、このピクセルマスクのしくみが取り上げられることが多いです。白黒で塗り分けられたマスク領域は、明度の違いによって、ひとつひとつのピクセルに不透明度が換算されます。たとえば、明度0%の黒は不透明度0%、明度50%のグレーは不透明度50%、明度100%の白は不透明度100%です。ピクセルマスクの黒い領域は透明になり、白い領域はそのまま残ります。
元画像とマスク領域
透明ピクセルに置き換えるレイヤー
レイヤーオブジェクトに選択範囲を作成し、レイヤーマスクを作成すると、マスク領域は透明ピクセルに置き換えられます。背面に画像がある場合は、透明部分に画像が表示され、前面のマスク画像(切り抜き画像)と合成されます。レイヤーマスクを作成できるのはレイヤーのみで、置き換えられた透明ピクセルは、元のピクセル情報を保持したままで、マスク領域に編集が加えられると、透明ピクセルに置き換えられる領域も変化します。
選択範囲を作成→マスク領域を透明にする
マスク部分は残っている!
レイヤーマスクで隠された部分は、見た目は透明ですが元画像のまま変わらずに残っています。レイヤーマスクを削除、または効果を一時的に解除すれば、切り抜く前の状態に戻すことができます。このような再編集を可能にするメリットがレイヤーマスクにはあります。しかし、隠された部分がそのまま保持されているので、データ容量が大きくなるデメリットも持ち合わせています。
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【Photoshop講座】基本がわかる!マスクの種類と作り方
サムネールをクリックすると、YouTube 動画にリンクします。
レイヤーマスクを作成する
切り抜く対象のオブジェクトに選択範囲を作成します。選択範囲の作成方法は後述「レイヤーマスクの作り方」を参照してください。
選択範囲を作成→マスク領域に背景を表示
【操作方法】
[レイヤー]パネルで、オブジェクトのレイヤーを選択します。
[レイヤーマスクを追加]をクリックします。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[レイヤーマスクを追加]をクリック
すると、レイヤーにレイヤーマスクが追加され、選択範囲外のマスク領域が透明になり、背面に画像がある場合は背景を表示します。
レイヤーマスクを確認
レイヤーマスクを確認
レイヤーマスクの選択を確認!
レイヤーマスクの作成時は、レイヤーマスクサムネールが2重枠で表示され、現在、選択中であることを示しています。レイヤーとレイヤーマスクの選択は、サムネールをクリックすることで切り替えられます。
レイヤーを編集する場合→レイヤーマスクを編集する場合
レイヤーマスクを編集する場合は、レイヤーマスクが選択されていなければなりません。レイヤーマスクを選択しても、ドキュメントウィンドウの表示は変わりません。レイヤーマスクモードにするには、レイヤーマスクサムネールを[option(Alt)]+クリックします。
レイヤーマスクを編集する
[ツール]パネルから、[ブラシツール]を選択します。ドキュメントをドラッグすると、隠れていたマスク領域が現れます。これを「マスクの編集」といいます。レイヤーマスクを作成するメリットは、設定後もマスクの編集ができることです。
ブラシツールを選択→ドラッグしてレイヤーマスクを編集
描画色に注意!
レイヤーマスクの選択中は、初期設定では描画色がホワイト、背景色がブラックになります。表示される部分がホワイト、隠される部分がブラックです。
レイヤーマスクを表示する
[レイヤー]パネルで、レイヤーマスクサムネールを[option(Alt)]キーを押しながらクリックします。すると、ドキュメントウィンドウが、レイヤーマスクモードに切り替わります。
[option(Alt)]+クリック
[option(Alt)]+クリック
通常の画像描画モード→レイヤーマスクモード
用途により使い分ける!
レイヤーマスクの編集は、レイヤーマスクが選択されていれば、どちらのモードでも行えます。結果を確認しながら行える「画像描画モード」は、あらゆる用途において使用できますが、レイヤーマスク内のコピー&ペーストが行えません。レイヤーマスクモードは、レイヤーマスク内のコピー&ペーストのほか、現在のレイヤーマスクがどのように作成されているかを確認する場合に表示します。
画像描画モードに戻す
レイヤーマスクモードから通常の画像描画モードに戻すには、レイヤーマスクサムネールを[option(Alt)]キーを押しながらクリック、またはレイヤーサムネールをクリックします。レイヤーサムネールを選択すると、通常の画像描画モードに戻ります。
レイヤーサムネールをクリック
レイヤーサムネールをクリック
レイヤーマスクモード→通常の画像描画モード
描画色を戻す習慣を持とう!
編集中に描画色、または背景色を変更すると、モード切り替え時に反映されます。描画色、または背景色に有彩色を設定していた場合、レイヤーマスクモードではグレースケール(無彩色)に置き換えられるため、混乱してしまうことも多いかと思います。レイヤーマスクを編集する前に、[描画色と背景色を初期設定に戻す]をクリックする習慣を持ちましょう。
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