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基本がわかる!マスクの種類と作り方【3】

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基本がわかる!マスクの種類と作り方【3】
【Photoshop基本操作】画像の切り抜きに威力を発揮するレイヤーマスクの作り方は、頻度や精度において、パスを使用することが多いです。通称「パス切り」と言われる方法は、主にはっきりした形状の境界線に、正確な選択範囲をつくるための下書きのようなものです。
選択範囲の境界線に着目しよう!
切り抜きのキレイさは、正確な形状をトレースすることはもちろん、その境界線の「ぼかし」にあります。ビットマップ画像の境界線を滑らかに見せる「アンチエイリアス」という機能を初期値と考え、その「ぼかし」の度合いを調整することで、違和感のない背景との合成が行えます。マスクの種類は、切り抜くオブジェクトによって最適な、境界線の「ぼかし」を得るものです。
レイヤーマスクの作り方
画像の切り抜きは、画像加工の出発点といえるテクニックです。その方法は、オブジェクトの形状や、求められる選択範囲によりさまざまですが、頻度や精度において、パスを使用することが多いです。まず、はっきりした形状の境界線に、正確な選択範囲をつくるためのパスを作成しましょう。
はっきりした境界線を持つオブジェクト→パスから作成した正確な選択範囲で切り抜く
マグカップの形状には、中が空洞になる取っ手が付いていますが、本体と取っ手に分け、「閉じたパス」を2つ作成することで、空洞をくり抜く方法を取ります。
「閉じたパス」を組み合わせて空洞をくり抜く
「閉じたパス」を組み合わせて空洞をくり抜く
閉じたパス?
「閉じたパス」とは、パスの開始点と終了点を連結させたものです。「クローズドパス」とも呼ばれ、パスの開始点と終了点が連結していないものを「開いたパス」、または「オープンパス」といいます。
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【Photoshop講座】基本がわかる!マスクの種類と作り方
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オブジェクトの境界線にパスを作成
通称「パス切り」と呼ばれる画像をパスで切り抜く方法です。パスの作成は[ペンツール]で行い、正確な選択範囲をつくるための「道筋」として利用する方法と、パスそのものを[ベクトルマスク]にする方法や、DTP用の切り抜き画像に用いる[クリッピングパス]として利用する場合など、さまざまな用途で大活躍する必須テクニックです。
元画像→オブジェクトの境界線にパスを作成
【操作方法】
[ツール]パネルから、[ペンツール]を選択します。
[ペンツール]を選択
[ペンツール]を選択
オプションバーで、[ツールモードを選択]に[パス]を選択します。
[パスの操作]に[シェイプを結合]を選択します。
[パス]と[シェイプを結合]を選択
[パス]と[シェイプを結合]を選択
マグカップ上部の境界線を開始点とし、時計回りの方向で境界線をトレースしていきます。
パスの開始点をクリック
パスの開始点をクリック
ペンツールとは?
[ペンツール]とは、アンカーポイントとベジェ曲線で構成された「パス」を描くツールです。パスを利用する機能には、シェイプレイヤーやベクトルマスク、クリッピングパスなどがあり、用途はベクトル図形の編集、画像の型抜き(切り抜き)など、主に明瞭な境界線を求める場合に威力を発揮します。
取っ手の部分を無視した「閉じたパス」で、マグカップ本体の境界線にパスを作成していきます。
時計回りの方向で境界線をトレース→取っ手の部分は無視する
マグカップ本体の境界線を時計回りに一周し、パスの開始点にマウスカーソルを重ね、クリックしてパスを閉じます。
方向線の引き出しは進行方向→開始点に戻りパスを閉じる
時計回りの方向はなぜ?
時計回りの方向で「閉じたパス」を作成すると、方向線の引き出しは常に進行方向です。方向線を進行方向に向かって引き出しながらトレースできるので、ラインのイメージも掴みやすく、動作の距離も短くできるので効率的です。
マグカップ本体と同様にして、取っ手の閉じたパスを個別に作成します。閉じたパス同士が重なる部分を設けます。このようにすることで、空洞をくり抜きます。重なる部分は、多めに取っておきましょう。
時計回りの方向で境界線をトレース→パス同士が重なる部分を設ける
取っ手の境界線を時計回りに一周し、パスの開始点にマウスカーソルを重ね、クリックしてパスを閉じます。
2つの閉じたパスで空洞をくり抜く→開始点に戻りパスを閉じる
切り抜き用パスが作成できました。
マグカップのパスを作成
マグカップのパスを作成
パスの重なりに注意!
オプションバーで、[パスの操作]に[シェイプを結合]を選択しておくと、2つめ以降の閉じたパスが、シェイプの領域として結合されます。それぞれのパスに別の設定がされていると、閉じたパスの重なった部分が削除されたり、正確な選択範囲が作成されません。
パスからレイヤーマスクを作成
作成したパスからレイヤーマスク(ピクセルマスク)を作成するには、パスを選択範囲として読み込むという操作が必要です。パスを選択範囲として読み込む場合、アンチエイリアスを有効としたぼかしのない境界線になります。
切り抜きの境界線にパスを作成→パスからレイヤーマスクを作成
【操作方法】
[ペンツール]で作業用パスを作成、または[パス]パネルで、作成した[作業用パス]を選択して表示します。
[ペンツール]で作業用パスを作成
[ペンツール]で作業用パスを作成
[パス]パネル[作業用パス]を選択
[パス]パネル[作業用パス]を選択
作業用パスとは?
[作業用パス]とは、画像に直接影響を与えないパスです。そのままベクトルマスクに活用したり、名前を付けて保存すると、編集や複製などが行えます。
[パスを保存]ダイアログ
[パスを保存]ダイアログ
[作業用パス]サムネールを[command(Ctrl)]キーを押しながらクリック、または右クリックでコンテキストメニューから[選択範囲を作成]を選択します。
[command(Ctrl)]+クリック
[command(Ctrl)]+クリック
すると、選択範囲が作成できます。
選択範囲を確認
選択範囲を確認
操作方法はいろいろ!
[パス]パネルで、[パスを選択範囲として読み込む]をクリック、またはパネルメニューから[選択範囲を作成]を選択しても、同様にパスから選択範囲を作成することができます。レイヤー操作を効率化するショートカットキーを覚えましょう。
[レイヤー]パネルで、[レイヤーマスクを追加]をクリックします。すると、選択範囲外をマスク領域とするレイヤーマスクが作成されます。
[レイヤーマスクを追加]をクリック
[レイヤーマスクを追加]をクリック
パスからレイヤーマスクが作成できました。
レイヤーマスクが作成できた
レイヤーマスクが作成できた
選択範囲内をマスクする!
作成した選択範囲内をマスク領域とするレイヤーマスクを作成したい場合は、[option(Alt)]キーを押しながら、[レイヤーマスクを追加]をクリックします。
[option(Alt)]+クリックで選択範囲内をマスク
[option(Alt)]+クリックで選択範囲内をマスク
パスからベクトルマスクを作成
切り抜きの境界線に中間調を必要としない場合は、パスの形状を変えることで再編集が行えるベクトルマスクが便利です。拡大・縮小といった変形の編集が、画質を劣化させず何度も行えるメリットがあります。
切り抜きの境界線にパスを作成→パスからベクトルマスクを作成
【操作方法】
[ペンツール]で作業用パスを作成、または[パス]パネルで、作成した[作業用パス]を選択して表示します。
[ペンツール]で作業用パスを作成
[ペンツール]で作業用パスを作成
[パス]パネル[作業用パス]を選択
[パス]パネル[作業用パス]を選択
オプションバーで、[新規ベクトルマスクを作成]をクリックします。
オプションバーで[マスク]をクリック
オプションバーで[マスク]をクリック
[レイヤー]パネルで、作成されたベクトルマスクを確認します。
作成されたベクトルマスクを確認
作成されたベクトルマスクを確認
作業用パスからベクトルマスクが作成できました。
ベクトルマスクが作成できた
ベクトルマスクが作成できた
メニューからも作成できる!
ドキュメントに作業用パスを作成、または表示し、[レイヤー]メニューから、[ベクトルマスク]→[現在のパス]を選択します。
マスクの境界線をぼかす
切り抜きのキレイさは、正確な形状をトレースすることはもちろん、その境界線の「ぼかし」にあります。ビットマップ画像の境界線を滑らかに見せる「アンチエイリアス」という機能を初期値と考え、その「ぼかし」の度合いを調整することで、違和感のない背景との合成が行えます。マスクの種類は、切り抜くオブジェクトによって、最適な境界線の「ぼかし」を得るものです。
[ぼかし]に「0.0 px」を設定→[ぼかし]に「1.0 px」を設定
【操作方法】
ベクトルマスクサムネールをダブルクリックし、[属性]パネルを表示します。
ベクトルマスクサムネールをダブルクリック
ベクトルマスクサムネールをダブルクリック
[属性]パネルで、[ぼかし]に「1.0 px」を入力します。[ぼかし]を設定すると、切り抜く境界線が少しぼけて、背景となじむようになります。
[属性]パネルで[ぼかし]を設定
[属性]パネルで[ぼかし]を設定
ぼかしの適正値!
[ぼかし]の設定値は、画像の大きさにより、「0.5〜3.0 px」の範囲で調整します。レイヤーマスク(ピクセルマスク)でも、同様の方法で境界線をぼかすことができます。
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