【ロゴ】フォントでつくる!コイルばねの文字【3】
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【Photoshop講座】入力したフォントのアウトラインから作業用パスを作成し、カスタムブラシで境界線を一気に描きます。文字の境界線にカスタムブラシが均等に重ねられるので、繊細なリズムを必要とするコイルばねにはぴったりの技法です。
ブラシの間隔を調整しよう!
ドラッグした軌跡を描画するブラシは、ひとつの形が連続したものです。ブラシの[間隔]は、初期設定では「25%」に設定されています。たとえば円形のブラシなら、直径の3/4が重なっていることになります。作例の「コイルばね」では、リング型のカスタムブラシを連続させます。[間隔]の密度が狭すぎても広すぎても、連続するリズムが気になります。適切な設定値を調整しましょう。
ブラシで境界線を描く
2048 x 1024 pixelの新規画像を開きます。

新規画像を開く
[ツール]パネルから、[横書き文字ツール]を選びます。オプションバーで、入力する文字の設定を行います。
![[横書き文字ツール]を選択](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_02.png)
[横書き文字ツール]を選択

オプションバーを設定
任意のフォントを設定!
作例では、フォントに「Avenir Black」を選び、[フォントサイズを設定]に「640 pt」を選択しました。フォント環境はご使用のパソコンによって異なります。リスト表示される任意のフォントを設定してください。
ドキュメントをクリックして、ポイントテキストで文字を入力します。

文字を入力
オプションバーで、[文字パネルと段落パネルの切り替え]をクリックして、[文字]パネルを表示します。
![[文字パネルと段落パネルの切り替え]をクリック](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no596_05.png)
[文字パネルと段落パネルの切り替え]をクリック
[文字]パネルで、[文字間のカーニングを設定]に[オプティカル]を選択し、[選択した文字のトラッキングを設定]に「100」を入力します。
![[文字]パネルを設定](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_05.png)
[文字]パネルを設定
トラッキングなどで、文字の間隔を少し空けておきます。

文字の間隔を少し空ける
文字の間隔を空けよう!
コイルばねの文字は、文字型の輪郭に沿ってカスタムブラシを描画するため、隣接する文字が近いとスペースが足りなくなってしまいます。あらかじめ、トラッキングなどで、文字の間隔を少し空けておくと効果的です。
[レイヤー]パネルで、テキストレイヤーを非表示にします。

テキストレイヤーの選択を確認

テキストレイヤーを非表示
[書式]メニューから、[作業用パスを作成]を選びます。
![[作業用パスを作成]を選択](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_09.png)
[作業用パスを作成]を選択
作成されたパスは、[パス]パネルで確認することができます。

[パス]パネル
作業用パスとは?
[作業用パス]とは、画像に直接影響を与えないパスです。そのまま[ベクトルマスク]に活用したり、名前を付けて保存すると、編集や複製などが行えます。作成したパスは、[パス]パネルで管理します。
[レイヤー]パネルを表示し、[新規レイヤーを作成]をクリックして、[レイヤー 1]を作成します。
![[レイヤー 1]を作成](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_11.png)
[レイヤー 1]を作成
レイヤーの選択を確認!
後の手順で行う[ブラシでパスの境界線を描く]は、レイヤーが選択されていないと動作しません。適用する前には必ず、描画するレイヤーが選択されているか確認しましょう。
[ツール]パネルから、[ブラシツール]を選びます。
![[ブラシツール]を選択](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_12.png)
[ブラシツール]を選択
オプションバーで、[ブラシパネルの切り替え]をクリックし、[ブラシ]パネルを表示します。
![[ブラシパネルの切り替え]をクリック](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_13.png)
[ブラシパネルの切り替え]をクリック
[ブラシ]パネルで、[ブラシプリセット]から、[コイルばね(マスク)]を選択します。[間隔]に「35%」を設定します。
![[ブラシ]パネルを設定](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_14.png)
[ブラシ]パネルを設定
[パス]パネルを表示し、[作業用パス]が選択されていることを確認します。[ブラシでパスの境界線を描く]をクリックします。
![[ブラシでパスの境界線を描く]をクリック](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_15.png)
[ブラシでパスの境界線を描く]をクリック
カスタムブラシ[コイルばね(マスク)]で、パスの境界線が描かれました。
![[ブラシでパスの境界線を描く]適用前](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_16.png)
[ブラシでパスの境界線を描く]適用前
![[ブラシでパスの境界線を描く]適用後](https://blog-imgs-76-origin.fc2.com/p/s/g/psgips/no602_17.png)
[ブラシでパスの境界線を描く]適用後

カスタムブラシでパスの境界線を描くことができた
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