Photoshop養成ギプス

【ロゴ】フォントでつくる!コイルばねの文字【4】

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【ロゴ】フォントでつくる!コイルばねの文字【4】
【Photoshop講座】カスタムブラシで描いたコイルばねに影をつけます。オブジェクトを立体的に見せるにはドロップシャドウは必須の効果です。しかし、ドロップシャドウをつけるには少し工夫が必要です。光沢を重ねて描いてリアルに存在感を高めましょう。
カスタムブラシの「欠点」を克服!
カスタムブラシとして定義できる画像は、グレースケールに限られています。ここで勘違いしやすいことは、白黒で描かれた絵柄の白色の部分が「透明」であるということです。コイルばねの光沢を表現するには、まず下地に白色を敷かなければなりません。作例では、この「白色の下地」が理解しやすいように、レイヤーに分けて2つのブラシを重ね合わしていますが、同じレイヤー内で重ね塗りする方法でもかまいません。下地に白色を敷いておくと、絵柄の白色の部分が透明になりません。
光沢を重ねて描く
[レイヤー]パネルを表示し、[レイヤースタイルを追加]をクリックして、メニューから[ドロップシャドウ]を選びます。
[レイヤースタイルを追加]をクリック
[レイヤースタイルを追加]をクリック
[レイヤースタイル]ダイアログで、[構造]セクションの[角度]に「120」°を設定します。[距離]に「24」px、[サイズ]に「10」pxを設定します。[不透明度]に「50」%を設定します。[スタイル]メニューから、[カラーオーバーレイ]を選択します。
[レイヤースタイル]ダイアログを設定
[レイヤースタイル]ダイアログを設定
[オーバーレイのカラーを設定]をクリックし、[カラーピッカー]を表示します。新しい色に[ホワイト]を設定して、[OK]をクリックします。
[オーバーレイのカラーを設定]をクリック
[オーバーレイのカラーを設定]をクリック
[レイヤースタイル]適用前
[レイヤースタイル]適用前
[レイヤースタイル]適用後
[レイヤースタイル]適用後
光沢のための下地色!
この[コイルばね(マスク)]は、ドロップシャドウをノックアウトするだけではなく、背景色にどんな色が設定されても、コイルばねの下地を白色にキープするためのものです。下地が白色でないと、コイルばねの光っている部分が表現できません。
このレッスンの動画を配信中!
【Photoshop講座】フォントでつくる!コイルばねの文字
サムネールをクリックすると、YouTube 動画にリンクします。
[レイヤー]パネルで、[新規レイヤーを作成]をクリックして、[レイヤー 2]を作成します。
[レイヤー 2]を作成
[レイヤー 2]を作成
レイヤーの選択を確認!
後の手順で行う[ブラシでパスの境界線を描く]は、レイヤーが選択されていないと動作しません。適用する前には必ず、描画するレイヤーが選択されているか確認しましょう。
[ブラシ]パネルを表示します。[ブラシプリセット]から、[コイルばね(光沢)]を選択します。[間隔]に「35%」を設定します。
[ブラシ]パネルを設定
[ブラシ]パネルを設定
[パス]パネルを表示し、[作業用パス]を選択します。[ブラシでパスの境界線を描く]をクリックします。
[ブラシでパスの境界線を描く]をクリック
[ブラシでパスの境界線を描く]をクリック
カスタムブラシ[コイルばね(光沢)]で、パスの境界線が描かれました。[パス]パネルの何もないところをクリックし、[作業用パス]の選択を解除します。
[ブラシでパスの境界線を描く]適用前
[ブラシでパスの境界線を描く]適用前
[ブラシでパスの境界線を描く]適用後
[ブラシでパスの境界線を描く]適用後
コイルばねの文字が作成できました。
コイルばねの文字が作成できた
コイルばねの文字が作成できた
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Posted bypsgips