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【ロゴ】フォントでつくる!燃え上がる炎の文字【3】

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【ロゴ】フォントでつくる!燃え上がる炎の文字【3】
【Photoshop講座】炎を文字にした特殊効果は、映画やゲームなどのタイトルでよく見かけますが、実際の炎の映像や写真を合成することなく、絵心がない人でもカンタンにつくる方法があります。輪郭線がメラメラと赤く燃え上がった炎の文字を作成しましょう。
●使用フォント : Times New Roman Regular
※Times New Roman Regularは、Mac OSXの搭載フォントです。
リアルさの決め手は着色!
色のイメージは絶大です。炎の微妙な色の変化が現せてこそ、「炎の文字」と言えるのではないでしょうか。テクスチャの作成段階で、[ぼかし(強)]を随所に適用するのはこのためで、画像をぼかすことにより階調を増やし、その階調の変化に沿って、カラーを設定していきます。[グラデーションマップ]で、炎の輪郭が黄色から赤色、そして漆黒の闇に溶け込んでいくまでを演出しましょう。
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[波紋] を適用する
[フィルター] メニューから、[変形] → [波紋] を選択します。[波紋] ダイアログで、[量] に [100%]、[振幅数] に [大] を設定して、[OK] をクリックします。
[波紋] フィルターが適用されました。
[波紋] が適用された (部分)
[波紋] が適用された (部分)
[波紋] 設定のコツ!
[波紋] フィルターの設定値は、初期設定の数値から、[振幅数] を [大] に変更したものです。フィルターの適用量を示すのが [量] なので、その設定値が [100%] ということは、このフィルターの特性が最大を示していることだと解釈します。100% より大きな数値は、適用量を増幅させていくだけなので、目障りなリズムが生まれたりもします。このような理由から、[量 : 100%] という設定値になりました。
[フィルター] メニューから、[ぼかし] → [ぼかし (強)] を選択して、画像全体をぼかします。
画像全体をぼかす (部分)
画像全体をぼかす (部分)
ぼかしで階調をつくる!
[ぼかし (強)] の役割は、炎の周辺に階調をつくるためです。この階調は、後の手順での着色の際に、炎から放たれる光の効果を演出します。
文字の境界線をさらに重ねる
[レイヤー] パネルで、[新規レイヤーを作成] をクリックし、[レイヤー 2] を作成します。
[編集]メニューから、[塗りつぶし] を選択します。[塗りつぶし] ダイアログで、[内容] に [ブラック] を選択して、[OK] をクリックします。
テキストレイヤー ([FIREMAN] レイヤー) を [command (Ctrl)] キーを押しながらクリックして、文字の選択範囲を作成します。
[command (Ctrl)] + クリック
[command (Ctrl)] + クリック
新しく作成した「レイヤー2」に、文字の選択範囲が作成されたことを確認してください。
文字の選択範囲が作成された (部分)
文字の選択範囲が作成された (部分)
手順【4】を参考にして、描画色にホワイトを設定し、同じ設定の [境界線を描く] で、文字の境界線を描きます。
境界線が描けたら、[command (Ctrl)] + [D] キーを押して、選択を解除します。
[ツール] パネルで、[描画色と背景色を入れ替え]、または、[描画色と背景色を初期設定に戻す] をクリックします。
文字の境界線を描く (部分)
文字の境界線を描く (部分)
初期設定に戻す!
選択範囲の境界線をホワイトで描く作業が終了したので、入れ替えていた描画色と背景色を元の状態に戻しておきます。作例では、そのままでも影響はないですが、描画色と背景色の設定が反映する機能もあるので、ひとつの作業が終わったら、[描画色と背景色を初期設定に戻す] をクリックする習慣をつけましょう。
[はね] を適用する
[フィルター] メニューから、[フィルターギャラリー] を選択します。[フィルターギャラリー] 操作パネルで、[ブラシストローク] → [はね] を選択します。バージョン CS 4 以前では、[フィルター] メニューから、[ブラシストローク] → [はね] を選択します。[はね] ダイアログで、[スプレー半径] に「5」、[滑らかさ] に「5」を設定して、[OK] をクリックします。
[はね] フィルターが適用されたことを確認してください。
[はね] を適用 (部分)
[はね] を適用 (部分)
[フィルター] メニューから、[ぼかし] → [ぼかし (強)] を選択して、画像全体をぼかします。
画像全体をぼかす (部分)
画像全体をぼかす (部分)
[レイヤー] パネルで、描画モードに [スクリーン] を選択します。
描画モードに [スクリーン] を選択
描画モードに [スクリーン] を選択
[レイヤー 2] が背面の [レイヤー 1] と合成されました。以上で「炎の文字」のベース加工は終了しました。次は着色です。
背面の [レイヤー 1] と合成された (部分)
背面の [レイヤー 1] と合成された (部分)
描画モード [スクリーン] とは?
基本色と合成色のカラー情報を反転し、それを乗算した結果色を表示します。すべての領域でカラー情報が反転されているので、暗い部分は明るく、明るい部分はより明るくなります。いずれかがホワイトの場合、それ以上明るくできないので、結果色はホワイトとなります。中性色のブラックでは変更されません。暗いカラーには影響が少なく、明るいカラーだけを強調できるので、使いやすい代表的な描画モードのひとつです。
グラデーションマップで着色して完成
[レイヤー] パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成] をクリックし、メニューから[グラデーションマップ] を選択して、[グラデーション 1] を作成します。
[グラデーション 1] を作成
[グラデーション 1] を作成
[グラデーションエディター] ダイアログで、図のようなグラデーションを作成します。設定値は以下のとおりです。
[グラデーションエディター] ダイアログを設定
[グラデーションエディター] ダイアログを設定
【設定値】
[位置 : 0%] [カラー : ブラック]
[位置 : 50%] [カラー : H353 S100 B77]
[位置 : 95%] [カラー : H39 S93 B87]
[位置 : 100%] [カラー : H55 S39 B100]
「グラデーションマップ」で、リアルな炎の色が着色できました。
リアルな炎の色が着色できた (部分)
リアルな炎の色が着色できた (部分)
COLUMN
完成したロゴを背景画像と合成しよう!
操作は [レイヤー] パネルで行います。手順【2】で作成した [グループ 1] をたたんで、別のドキュメント内にドラッグ&ドロップし、[移動ツール] で配置位置を決定します。
[レイヤー] パネルで、[グループ 1] を展開して、[レイヤー 1] の描画モードに [スクリーン] を設定します。すると、[レイヤー 1] の黒塗り部分が [スクリーン] の「中性色」になり、透明になって背景画像を表示します。
作成した燃え上がる炎の文字
作成した燃え上がる炎の文字
背景画像
背景画像
合成に用いる背景画像は、できるだけ暗い画像が推奨ですが、絵柄がある場合でも、炎の文字の後ろを透かすことが可能です。作例では、モノクロの背景画像を用い、背景画像も含め、同一の [グラデーションマップ] 調整レイヤーで着色しています。
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