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【イラスト調】クラフト紙に描いたパステル風のペット【4】

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【イラスト調】クラフト紙に描いたパステル風のペット【4】
【Photoshop講座】かわいいペットの写真を、素朴で繊細なタッチのパステルスケッチ風に加工します。パステルの魅力のひとつに、スケッチする手軽さで「ホワイト」を使える点があります。その白い線を引き立てるため、用紙をクラフト紙っぽくして、渋く仕上げてみましょう。
塗り分けの境界線を自然にする!
通常の塗りつぶしでは、塗り分けの境界線が不自然になる場合があります。それは対象の境界線が曖昧だったり、オブジェクトの形状が複雑なほど顕著に現れます。正確な選択範囲やレイヤーマスクの作成とあわせて、色調補正で着色するテクニックを覚えておけば、より自然で違和感のない塗り分けが効率的に行うことができます。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
背景を着色する
[レイヤー]パネルで、[背景 のコピー 2]を選択し、すべてのレイヤーを表示します。[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックして、メニューから[レベル補正]を選択して、[レベル補正 1]を作成します。
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログで、チャンネルに[レッド]を選択し、[出力レベル]に「0」、「186」を入力します。
[レベル補正]ダイアログでは、RGB各チャンネルごとに違う数値を設定することにより着色します。
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログで、チャンネルに[グリーン]を選択し、[出力レベル]に「0」、「148」を入力します。
[レベル補正]ダイアログ
[レベル補正]ダイアログ
チャンネルに[ブルー]を選択し、[出力レベル]に「0」、「90」を入力します。
ドキュメント
ドキュメント
[レベル補正]調整レイヤーを使用した着色ができました。
COLUMN
[レベル補正]で着色する理由
[カラー]パネル
[カラー]パネル
RGBカラーの定義は、各チャンネルの出力レベル(シャドウ点とハイライト点)によって表されています。[カラー]パネルで、左の数値を当てはめてみると、プレビューされる描画色は、[レベル補正]を使用したものと同じになります。
描画色の塗りつぶしと違う点は、適用する画像の階調によって均一に塗りつぶされないことです。なぜ、均一ではないかというと、[レベル補正]で設定した数値は、ハイライト点(白色)のみ有効で、シャドウ点(黒色)の領域になるぼど、明度の値が小さくなり暗くなっていくからです。
作例のように、曖昧な境界線を持つオブジェクトでは、はっきりした塗り分けより、適用する画像の階調を利用した方が、より自然な塗り分けができるというワケです。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
モチーフに背景色の影響を与える
[レイヤー]パネルで、[レベル補正 1]レイヤーマスクを[command(Ctrl)]キーを押しながらクリックして、レイヤーマスクの選択範囲を作成します。
pictone_01020802.jpg
ドキュメント
[選択範囲]メニューから、[選択範囲を反転]を選択、または[shift]+[command(Ctrl)]+[I]キーを押して、選択範囲を反転します。
ネコの内側が選択範囲になっているか確認してください。
[編集]メニューから、[塗りつぶし]を選択し、[塗りつぶし]ダイアログで、[内容]に[50%グレー]を選択して、[OK]をクリックします。
[塗りつぶし]ダイアログ
[塗りつぶし]ダイアログ
ドキュメント
ドキュメント
背景に適用した着色の設定が、モチーフにも50%反映され、クラフト紙の影響を少し受けた色になります。
この段階では選択範囲を解除しないでください。
[スウォッチ]パネル
[スウォッチ]パネル
部分的にハイライトをつける
[スウォッチ]パネルで、「75%グレー」をクリックします。
描画色と背景色
描画色と背景色
[スウォッチ]パネルでクリックした色は、[ツール]パネル下の描画色に表示されます。
現時点ではレイヤーマスクが選択されているので、工程上、描画色を変更すると左図のようになりますが、描画色に「75%グレー」が設定されていれば、他はどのような状態であっても問題ありません。
ブラシツール
ブラシツール
[ツール]パネルから、[ブラシツール]を選択し、オプションバーで、[クリックでブラシプリセットピッカーを開く]をクリックして、ブラシプリセットピッカーを表示し、[直径]に「300 px」、[硬さ]に「0%」を設定します。
オプションバー
オプションバー
ドキュメント
ドキュメント
ネコの顔をクリックすると、その部分のハイライトがやや強調されます。
ドキュメント(部分)
ドキュメント(部分)
[command(Ctrl)]+[D]キーを押して、選択を解除します。
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