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【エフェクト】風景写真に霧を発生させる【5】

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【エフェクト】風景写真に霧を発生させる【5】
【Photoshop講座】冴えない風景写真に幻想的な霧を発生させて、空気感や遠近感などにこだわった、旅情あふれる演出を施してみましょう。
白色点を抑えて色を付ける!
霧の色は白んだ色で、素材の色によって影響されるものです。白んだ色はモノトーンに近付いていくので、霧が濃くなると色がなくなってしまいます。そこで、白色点を抑えるという補正を行うのですが、[レベル補正]でチャンネル別に調整すると、カラーバランスを変えながら、微妙な階調を残すことができます。
空にハーフグラデーションの効果をつける
空の上部に色の濃い部分を設けて、カメラ用フィルターのようなハーフグラデーションの効果を加えましょう。[レイヤー]パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックして、メニューから[グラデーション]を選択して、[グラデーション 1]を作成します。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログで、[クリックでグラデーションを編集]をクリックして、[グラデーションエディター]ダイアログを表示します。
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログ
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログ
[グラデーションエディター]ダイアログで、図のようなグラデーションを作成します。設定値は以下のとおりです。
[グラデーションエディター]ダイアログ
[グラデーションエディター]ダイアログ
[グラデーションエディター]の設定値
[位置:0%][カラー:H198 S100 B90]
[位置:100%][カラー:ホワイト]
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログで、[逆方向]、[ディザ]にチェックマークを入れ、[OK]をクリックします。
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログ
[グラデーションで塗りつぶし]ダイアログ
[レイヤー]パネルで、描画モードに[乗算]を選択し、[不透明度]に「50%」を設定します。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
カメラ用フィルターのような効果を持つグラデーションが適用されました。
ドキュメント
ドキュメント
前景に霧を漂わせる
前景に霧が漂っている様子を、雲のような模様が生成できる[雲模様 1]を利用して表現します。その下地づくりとして、霧の濃淡を調整する大まかな選択範囲を作成します。階調を持つ選択範囲をつくる方法として、グラデーションツールで柔軟かつ正確なマスキングができる[クイックマスクモード]を使用します。[ツール]パネルで、[クイックマスクモードで編集]をクリックします。
ドキュメント
ドキュメント
[ツール]パネルから、[グラデーションツール]を選択し、オプションバーで、[線形グラデーション]を選択し、[クリックでグラデーションピッカーを開く]をクリックして、[描画色から透明に]を選択します。
グラデーションツール
グラデーションツール
オプションバー
オプションバー
[表示]メニューから、[表示・非表示]→[ガイド]を選択し、ガイドを表示します。ドキュメントの下側面を開始点、水平方向のガイドを終了点にして、[shift]キーを押しながらドラッグします。すると、グラデーションで塗りつぶした部分が半透明の赤色で表示されます。
ドキュメント(クイックマスクモード)
ドキュメント(クイックマスクモード)
続いて、ドキュメントの上側面を開始点、水平方向のガイドを終了点にして、[shift]キーを押しながらドラッグします。
ドキュメント(クイックマスクモード)
ドキュメント(クイックマスクモード)
オプションバーで、[不透明度]を「50%」に設定します。
オプションバー
オプションバー
ドキュメントの右側面を開始点、垂直方向のガイドを終了点にして、[shift]キーを押しながらドラッグします。
ドキュメント(クイックマスクモード)
ドキュメント(クイックマスクモード)
COLUMN
グラデーションの不透明度
レイヤーマスクは黒、白の階調で作成されます。黒い部分は適用度が0%、白い部分は適用度が100%ですから、描画色が「ブラック」で[不透明度]を「50%」に設定した場合、「ブラック」は「50%グレー」で描画され、適用度が50%に設定されることになります。
[ツール]パネルで、[画像描画モードで編集]をクリックします。
[画像描画モードで編集]をクリック
[画像描画モードで編集]をクリック
[クイックマスクモード]から[画像描画モード]に切り替えると、半透明の赤色で塗りつぶした部分以外に選択範囲が作成されます。[表示]メニューから、[表示・非表示]→[ガイド]を選択し、ガイドを非表示にして、作成された選択範囲を確認します。
ドキュメント
ドキュメント
[レイヤー]パネルで、[塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成]をクリックし、メニューから[べた塗り]を選択して、[べた塗り 1]を作成します。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
[カラーピッカー]ダイアログで、「ホワイト」を設定して、[OK]をクリックします。
[カラーピッカー]ダイアログ
[カラーピッカー]ダイアログ
[レイヤー]パネルで、[べた塗り 1]レイヤーマスクを[option(Alt)]キーを押しながらクリックして、ドキュメントウィンドウをレイヤーマスクモードに切り替えます。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
ドキュメントウィンドウが、レイヤーマスクモードに切り替わったことを確認してください。
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
[フィルター]メニューから、[描画]→[雲模様1]を[option(Alt)]キーを押しながら選択します。
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
[option(Alt)]キーを併用すると、通常よりもコントラストの高い模様が生成されます。
[編集]メニューから、[「雲模様1」をフェード]を選択し、[フェード]ダイアログで、[描画モード]に[乗算]を選択して、[OK]をクリックします。
[フェード]ダイアログ
[フェード]ダイアログ
元の画像と[雲模様 1]が乗算で合成できたことを確認してください。
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
ドキュメント(レイヤーマスクモード)
[レイヤー]パネルで、[レベル補正 1]レイヤーマスクを[option(Alt)]キーを押しながらクリックして、ドキュメントウィンドウを画像描画モードに切り替えます。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
前景に漂う霧が作成できたことを確認してください。
ドキュメント
ドキュメント
不透明度を設定して完成
[レイヤー]パネルで、[不透明度]に「35%」を設定します。
[レイヤー]パネル
[レイヤー]パネル
前景に漂う霧の不透明度が調整できたら完成です。
ドキュメント
ドキュメント
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