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エレメント

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書体を構成するエレメント
【グラフィックデザイン】エレメントとは、書体を構成するパーツに用いる用語です。部位別に作成されたエレメントを組み合わせて、ひとつの文字を形成します。
書体デザインの考え方が見えてくる!
文字は情報伝達の手段として、古くから人間と深い関わりを持ってきました。ひとつの文字を形成する書体は、どのようなデザインによって表現されているのでしょうか? 欧文書体の「エレメント」を参考にすれば、ロゴタイプやシンボルマークなど、さまざまな書体デザインの考え方が見えてきます。
書体デザインの構成要素
書体デザインとは、言葉や文章などの組み合わせを想定し、ひと文字ずつがデザインされたものです。書体の用途は使う人の自由です。隣り合う文字も違えば、縦にも横にも組まれます。そのような条件の違いによっても、ある一定の活用水準が求められるのが書体デザインです。書体デザインの構成要素には、「常識」と言われる基本がぎっしり詰まっています。
骨格とエレメント
文字のバランスや懐の広さなどを規定した中心線を「骨格」といい、骨格に肉付けしていくデザイン要素を「エレメント(字形)」といいます。部位に区分されたものを示す場合もあります。
骨格とエレメント
骨格とエレメント
エレメントが変わればイメージも変わる
骨格は文字の原型なので、文字の構造そのものを大きく変えるようなことはできません。言い換えれば、同じ骨格を持つものでもエレメントが変われば、まったく別の書体に生まれ変わるわけです。
主な部位の名称
主な部位の名称
ウエイトの変化もデザイン要素になる
エレメントは骨格の肉付けなので、太さの変化だけでも重要なデザイン要素になります。サンセリフ体などがその顕著な例で、優れた骨格を持つ書体には、数多くのウエイトが存在し、その表現力も多彩です。
同じ骨格を持つ書体のウエイト変化
同じ骨格を持つ書体のウエイト変化
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エレメントで表現を統一する
アルファベットの文字には、直線や曲線など他の文字と共通する部位があります。それらを組み合わせてひとつの文字をつくれば、書体が持つイメージを踏襲させながら効率的に作業を行うことができます。
エレメントの組み合わせでひとつの文字を作成
エレメントの組み合わせでひとつの文字を作成
縦線と横線の設定
エレメントの作成は、方眼紙のようなマス目を準備することから始めます。大きさなどに規定はありませんが、1 mm 単位、20 mm × 20 mm くらいの大きさが適当でしょう。メモ書きのイメージから、ベースラインと x ハイトラインなど、およその約束事を決めながら作成していきます。
エレメントの作成「縦線の太さ」
エレメントの作成「横線の太さ」
文字の法則を見極めよう!
多くの文字は、縦線と横線の組み合わせで構成されています。液晶パネルなどのデジタル文字を参考にするといいでしょう。線の太さは、縦線より横線の方が少し細いことが通例です。これは、全体の文字が縦長であり、縦線より横線の数が多いためです。
空間と密度の調整
大文字は「E」、「C」、「P」に構成のポイントがあるので、まず最初に作り始めるといいでしょう。共有できるエレメントを活用して他の文字の組み立てを行い、一文字単位で細部のバランスなどを調整していきます。「C」は懐のスペースが空いてしまうので、少し文字幅を狭くするカウンター調整を行うことがあります。
エレメントの作成「カウンター調整」
エレメントの作成「センター調整」
見た目の感覚を定義する!
空間と密度の調整は、はっきり言うと「見た目の感覚」です。方眼紙で全く同じ大きさの文字をデザインしても、大きく見えたり小さく見えることがあります。たとえば、「C」と「G」のように、外形が同じでも中身の密度が違う文字では、空間を多く持っている「C」の方が大きく見えます。かといって、全体を小さくしてしまえば、隣り合う他の文字との高さが揃わなくなります。法則を守りながらデザインを定義しましょう。
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Posted bypsgips